「”銃猫（ストレイ・キャット）”ノーラ」グランクレスト大戦ログ

ただのつける @kinoakira

乱暴に引き倒され、したたかに頭を打ち付け視界に星が散る。だが、掴まれた腕の感触を頼りに左腕で短剣を抜き出し思い切り突き立てた。「い、痛ぇえええええ！」跳ね起き、頭を振り視界を正常化する。「礼儀がなっていませんわね」「貴方がたと踊る気も起きません」#nora_gc

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「凄く、痛く、しますわね？貴方がたが連合の汚点にならぬように、ベッドに縛り付けてあげます」 高らかな銃声の後、何人かの兵士が死なない程度に放置されることになった。 #nora_gc

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【ステータス】 名前：ノーラ・フォン・ヘルダー クラス：アーティスト 所属：連合 HP：97 SP：0 戦功：3 オプション：高品質の武具

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昨日までの戦績 【ステータス】 名前：ノーラ・フォン・ヘルダー クラス：アーティスト 所属：連合 HP：97 SP：0 戦功：3 オプション：高品質の武具 ＃幻想詩連合 #グランクレスト大戦

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【内政／戦功３】ノーラ＠連合は領内に存在するエルフの集落に、友好関係を結ぶ使者として向かう。ＨＰ－４。あなたがメイジか、メイジの支援を得られれば好印象を得られ、ＳＰ＋４。でなければ冷淡に追い返され、Ｓ… appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦

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リザルト 【ステータス】 名前：ノーラ・フォン・ヘルダー クラス：アーティスト 所属：連合 HP：94 SP：4 戦功：6 オプション：高品質の武具 #幻想詩連合 #グランクレスト大戦

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「おねーさん！それみせてー」「ひらひらすごーい」「それ何！何！」 どうしてこうなった。ノーラはエルフの子供たちにまとわりつかれながらげっそりとしていた。大体、こういうことは自分の役目ではないのだ。 ＃nora_gc

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不届き者の兵士たちを殴り倒した、もとい撃ち倒したのは良かったものの同士討ちと見做されて大本営に引っ張っていかれてお叱りを受ける羽目になってしまった。そして「過剰防衛であった」ということになり情状酌量としてエルフの集落へ使者として赴く任務を言い渡されたのだった ＃nora_gc

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そして集落についたとたん、後期心旺盛な子供達にまとわりつかれる事になってしまった。彼女の服装の意匠も連合の物で、所持している銃もそもそもこの世界には無い物だ。全身珍品博覧会状態のノーラが目立つことこの上なかった。「どうして耳がとがってないの」「それみせてー」 #nora_gc

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甲高い声でキャーキャー絡まれる。どうして子供というものはどこの世界でもこんなに騒がしいのだろう。これでは交渉どころではないではないか。「それは触っちゃダメですわよ、暴発でもしたら大変よ？」「なんでー！」「ケーチ！ケチおばさん！」いい加減、我慢の限界もいいところだ #nora_gc

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「ほーら、みんなこっちにお菓子があるよー」「お菓子！？」「おかしだー」柔らかな青年の声が背後から聞こえ、一斉に子供たちがそちらに気が逸れて走っていく。「順番だからなー、全員分あるんだからちゃんと分けるんだぞ」聞き覚えのあるような声も、した。#nora_gc

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振り返ると育ちと人の良さが窺い知れるような理知的な青年のメイジと袖を引きずる眼鏡の小さなメイジがエルフの子供達にお菓子を配っているのが見えた。「支援に来たんだ、この子らの相手は任せてよ」と青年はクッキーを手に微笑む。#nora_gc

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「…この前の、武具の礼だ」何時の間にか同行者を得たらしい少女のメイジは老兵の影に隠れながらそういうとそっぽを向いた。「…では、お言葉に甘えさせていただきましょうか」ここは不思議だ、昨日友軍に襲われたかと思えば今日は人に助けられる。#nora_gc

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元にいた世界では比較的孤独だった異邦人で盲いた父と移民の母、両親は優しかったが世間は概ね冷たく、輩は火薬（ガンパウダー）と本くらいなもの。幻想詩の世界のごとく、ここは霧と機械がない代わりに冒険と驚きに満ち溢れている。まるで冗談じみている #nora_gc

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「連合の使者の者です、代表の方にお会いできますか？」交渉は無事に済んだ。まあ、それも支援に来てくれたメイジ達がうまく子供達の相手をしてくれたおかげで印象が良かったらしい。…物語の魔法使いというのはやはり頼りとなるものだ #nora_gc

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というわけで ショウちゃん @DaihukuTRPG とマルクスさん　@kome_liber に支援いただきました！ やべえキャラがふわついててお二人共本当に申し訳ない… 支援感謝です

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【戦闘／戦功３】ノーラ＠連合の部隊よりはるかに数で勝る敵大部隊の襲来！　支援を得られれば援軍との連携で撃退に成功しＨＰ－５、ＳＰ＋２。でなければひとたまりもなく敗走しＨＰ－９、ＳＰ＋１。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦

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【ステータス】 名前：ノーラ・フォン・ヘルダー クラス：アーティスト 所属：連合 HP：90 SP：6 戦功：9 オプション：高品質の武具

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結論から言えば、作戦は成功していた。エルフの集落から周辺の様子を聞き込み、敵軍の裏を取り奇襲をかける。そう、大成功であった。攻撃した敵部隊が予想をはるかに上回る規模であったことを除けば。 #nora_gc

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「何処を見ていますの！？」詠唱をするプロフェットを袖口から引き出したデリンジャーで銃撃する。短い銃身ゆえに命中させるのが極めて難しいそれを器用に操り、利き手を杖もろとも柔らかな銃弾は破壊した。間髪入れずに倒れたプロフェットを踏み台に敵の本陣へと飛び込んでいく。#nora_gc

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弾切れにデリンジャーを袖口に仕舞い込み、新たな銃を懐から抜き出し構える。敵軍を指揮するロードは、もう目と鼻の先だ。だが、後から後から彼女の行く手を阻むべく兵士たちは湧いてくる。残弾は、あと僅か。元々銃という特殊な兵装に加えノーラの弾丸は特別製だ、数がない。#nora_gc

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しかも、大量の敵兵に味方が押され結果的にノーラは、周りを敵に囲まれる形となってしまっていた。完全に、引き際を見誤ってしまっているのだ。嗚呼、彼女の知人達が今の状況を見たらなんと評すだろうか。他人事のように思いを巡らせながらなおも引き金を引き続ける。 ＃nora_gc

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「行けッ！あの銃撃手を殺せ！」奮戦するノーラの背後から恐ろしい勢いで殺意の塊が迫り、振り返ればそれは。彼女の故郷に伝わっていた伝説上の妖犬にも似た、いやそれ其の物かもしれない投影体オルトロスが口を開け喉笛を噛みちぎろうと飛びかかってきていた。#nora_gc

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「お呼びではないでなくってよ！」銃口を向けて引き金を引くが、狙いがそれた。そして、悪いことにそれが最後の一発であった。腰に佩いた短剣を抜くにしても、些か遅い。腕を一本、オルトロスにくれてやるつもりで弾倉が空になった拳銃とともに突き出した。#nora_gc

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「腕、邪魔だ」その一声にノーラは突き出した腕を反射的に後ろに下げる。迫ってきたオルトロスは彼女の眼前間近で、凄まじい速さで飛来した焔をまともに浴びて断末魔を上げながら、横殴りに吹き飛んでしまった。声の聞こえた方を見やれば真白の髪に褐色の肌を持つメイジが立っていた。#nora_gc