RPG伝説ヘポイ感想

RPG伝説ヘポイ全50話の視聴感想となります。
2
前へ 1 ・・ 11 12 次へ
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

見せ場は特にないが、同じ序盤で紹介されながらいつの間にか存在が忘れられていた大江戸キャッスルよりはましな気がしなくもない。

2015-08-04 20:18:50
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんでもって、キングとダークキャッスル以外のキャッスルは総力戦を繰り広げたらファンタGランドが崩壊するとの恐れから、ヘポイの意思によって封印されてしまう。命を落とす儀式であろうとも、笑いながら勇者の宿命だからと答える彼の姿は健気 pic.twitter.com/KS0x0PUYBq

2015-08-04 20:21:31
拡大
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

無論奇跡的に生き延びるというオチだが、ただ今回で殆どのキャッスルが封印されてしまい、パワーアップイベントのあったドラゴン、操られていたとはいえ悪役としての活躍が印象的なバトル、中立の特別な存在セント、不器用なファラオ以外は全編通してあまり目立たなかったような。

2015-08-04 20:22:45
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

第49話……不死身であるドラグネスに対してヘポイがタイマンで勝負を挑むラスト1話前。 ドラグネス「(立ち上がって挑むとは)おろか者め」 ヘポイ「愚かでも何でも構わない!」 ドラグネス「立ち上がっても無駄だ!!」 ヘポイ「立ち上がってもいいじゃないか!」

2015-08-04 20:24:07
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

このやり取りが異様に熱いのは、孤高の支配者ドラグネスと、純粋な正義の塊として、きずなを重んじるヘポイのキャラ付けが対照的なものになっているからか。

2015-08-04 20:24:56
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

またリュートがドラグネスの弱点を聞くために、戦う力を失った宿敵ミカエル、シスターケイトへ頭を下げてまで友の事を思って頼む、ヘポイの怒りによる力を覚醒させようとドラグネスへ挑んで犠牲になろうとするミーヤなど仲間の友情描写も燃えるものが。

2015-08-04 20:26:00
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

特にリュートが目の前の宿敵に対して、己の感情を抑えて友を助けようとする行動に出てくるものが熱い。そこから帰れないかもしれないダークキャッスルの中へ突入してドラグネスの真実を知るという活躍へ至る。

2015-08-04 20:27:33
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

また、お荷物の文左衛門に対してもヘポイが仲間のきずなを思い出す際に、一人だけハブられて「わしは?」と突っ込んだり、その後ヘポイが自分の名誉や財産を犠牲にしても自分達を助けてくれたと回想してくれる訳だが、これはなし崩し的にそうなった事情なので美談として語られるのは笑えたり

2015-08-04 20:28:39
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

最終回……ドラグネスの正体はかつて勇者ヘポリスから分化したような力だったという正体が明かされる。本編では詳しく語られていないが、ヘポイはヘポリスの心が生まれ変わった存在でありいわば同一人物に近い存在だったという pic.twitter.com/xTcFT5FM57

2015-08-04 20:30:45
拡大
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんでもって力だけが継がれて生まれ変わってしまった存在ゆえに、仲間を信じられなかった経緯がその一方で仲間の絆をもって自分を封印してくれたことに対して有難くも思っていたともいう。

2015-08-04 20:31:48
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

之に関しては勇者ヘポリスが平和の時代を呼ぶためにキャッスルの面々を自らの命を捨てて封印したもの。つまり平和な世の中として自分の命と共に力を捨て去ったものになっていたのだが。

2015-08-04 20:33:06
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

平和な世の中に勇者としての力だけが生き延びてしまった結果、野心にかられて争いを起こすことへ至ったドラグネスは悲哀のようなものを抱かせる。そして一方で勇者の力が暴走した時に備えたかのように勇者の心をもったヘポイが宿命の道を歩んだという……

2015-08-04 20:34:19
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

幸い話自体はハッピーエンドで終わっているのだが。このドラグネスとヘポイが同じ勇者としての素質をもっていて同志のようになれたという宿命は、ガリアンのマーダルとジョジョっぽい。また同じ素質をもった凡人リュート、悪の野心家ミカエルの二人もハイ・シャルタットの遺伝子を継いでいたような。

2015-08-04 20:37:31
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんな訳でRPG伝説ヘポイについて全話視聴完了となった。点をつけるとしたらストーリー5、キャラ4、メカ3、作画・演出など5で、ヘポイとリュートをはじめとするキャラの描き方を考慮して90点のAぐらいで手を打とうかと思う。

2015-08-04 20:38:39
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

いや、まさかここまで盛り上がるとは見た目から思っていなかった。可愛らしい外見のコメディものを被った骨太の冒険、成長ドラマともいえる作品だった

2015-08-04 20:41:35
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ストーリーとしては第31話までの第1部、第32話からの第2部と分かれる。第1部は殆どサブタイトルがユニークなノリ(ある意味サブタイトルに騙される)、第2部は燃え要素を前面に押し出したものともなっている。

2015-08-04 20:43:04
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そして、ほのぼのとした要素をもち合わせるライトな第1部でも序盤から丁寧に物語が展開されていた。国盗り式のキャッスル争奪戦が4~8話ぐらいの5部構成という内訳だが、その1部1部が全て一筋縄でいかない展開に満ち溢れており、ヘポイ達の成長としても区切りのよいドラマを見せていた

2015-08-04 20:44:38
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

徳に全てが一筋縄でいかないような一転一転の連続はある意味心地よい。門番が勇者としての実力を認めてくれない。キャッスルを復活させようとしたら不完全だった、復活させてもヘポイの力が不足していて直ぐに戦力になれない、復活したら戦うべき相手が洗脳された仲間だった等など

2015-08-04 20:45:46
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんな波乱に満ちたキャッスル争奪戦における濃い展開も楽しいが、1部1部を通してヘポイが勇者としての使命を背負ってから、必要な事を着実に学んでいくドラマに重点が置かれていた。

2015-08-04 20:47:05
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

最初の旅立ちのきっかけも、石にされてしまった祖父(ガリアンっぽい)を救う為という個人的なものだったが、第1部で自分の祖父の運命より、ドラグニアの支配下で苦しむ人々を救うわなければならない正義感に芽生えて個人の為の戦いから世界の為の戦いへとスライドしていく。

2015-08-04 20:48:07
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんなドラゴンキャッスル編の後も、お目当てのキングキャッスルの元へ先に向かえば良いというおきて破りの展開を挑んで、今すぐキングキャッスルの元へ行ってもヘポイ達では力にならないということで、各地各地を冒険する必要性を与えて……。

2015-08-04 20:49:05
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

キングキャッスル編では不信感のあふれる街で仲間同士の友情の大切さを認識し、敵に対して愛をもって接する必要性を自覚してのパワーアップ、マハラキャッスル編では駆け足ながら一度の敗北から屈せず特訓して逆境を乗り越えていく必要性を描き……

2015-08-04 20:50:11
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

それからグランドキャッスル編では自分より強い所を持つ相手から学ぶ姿勢をもって高みを目指していく事をヘポイが実践していく。これはヘポイ本人の穢れのない性格も大きいが状況がなかなかうまくいかないストーリー展開と、着実にステップアップしていくヘポイの成長のコントラストが楽しい。

2015-08-04 20:51:39
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

だが、締めのバロンキャッスル編では、ドラグネスがヘポイの十分な成長を待たずにして一気に総攻撃を仕掛けてくるという事態へ。力が及ばなくとも純粋な正義感を抑えきれずに虚しく返り討ちになり、全ての力を失ってしまうというなかなかショッキングな幕切れで第1部が終わったという。

2015-08-04 20:52:53
名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そこから3年後の世界から始まる第2部だが、いきなり禁じて同然だった殺し合いが描かれる世界を描き、かつての仲間リュートが自分の仲間を殺め、ミーヤが戦死してしまうというそれまでのコメディ路線を一蹴する思い切った事を披露。

2015-08-04 20:54:30
前へ 1 ・・ 11 12 次へ