そんなわけで、ドラゴンキャッスルを見つける→近づけない→高速移動の術を身につけて近づく→門番に勇者として認められない→実力で認めてもらう→ドラゴンキャッスルの封印を解く→かと思えればすぐ封印状態になってしまう……
2015-08-02 00:03:40なのでメダルの半分を探す→情報を集めようにも付近の村が壊滅していて見つからない→戦闘の末に生き残りを見つける→メダルを盗んだ妖精の閉じ込められた場所を探す→試練の末にメダルを見つける→今度は留守にしていたドラゴンキャッスルが襲われる・……
2015-08-02 00:05:01といった感じで3~6話まで一筋縄でいかない展開で話を転がしておりなかなか飽きない。特に最初の聖機神を手に入れたかと思えば、そうは問屋がおろさなかった当たりのどんでん返しはちょっとやられた!と思ってしまったり。
2015-08-02 00:05:57第6話……サブタイトルでブンドル大佐という敵が出てくる訳で、ゲストの商売人文左衛門がもしかしたら同一人物(ブンつながりの名前や怪しい言動など)かと思えば違っていたというフェイント。
2015-08-02 00:07:58それもどちらともキャラのギャグがぶっ飛んでいたというものだが……。文左衛門が自分の商売品の欠点をポロっと漏らすネタ、ブンドル大佐が自分のやらかしたミスをヘポイたちのせいになすりつける当たり、ミーヤとリュートが「やはりそうか」「お前がやったんだろお前が」と二人で突っ込む。
2015-08-02 00:09:22このあたりのセリフのやり取りは桜井演出っぽいなぁとは思いつつ。この回は冒頭からコメディ色が強いが、オチでゴーストキャッスルが急襲した事に対して、遂にドラゴンキャッスルを目覚めさせるシリアスな所で引き。果たして
2015-08-02 00:10:38といったところ。あんまり注目していなかったが当時のSDメカものではシリアスとギャグ要素が特にバランスが良いなぁという印象で、一筋縄でいかない転がり続けるストーリー展開や妙に勇壮なBGMが癖になる。この6日間を乗り越えよう
2015-08-02 00:11:29特徴として、重苦しいハードな要素は少ないにも関わらず、ソフトな雰囲気ながらキャラクターの成長を一歩一歩着実に描いている姿勢が印象的。重苦しい要素を抜きとした健全な作風でも成長ものは出来るものかと実感
2015-08-02 09:26:50山場として8話で第一段階のボスともいえるジャークンとの決着がついて祖父が元に戻る。祖父が復活するのは少し早いかもしれないが第2話の時点で1カ月以内に祖父を救わなければいけないとコメントしていたのでそこは仕方がないだろう。
2015-08-02 09:27:57@tottekurebeepri ライトな雰囲気とサブタイトルに反して、話のシリアスな盛り上げ方、転がし方が意外と上手で驚いてます。軽い雰囲気を損なわずシリアスなドラマを展開している所が良いですね。
2015-08-02 09:30:00最も、8話でひと段落がついた後の新たなる戦いが描かれる第9話でも、7話から着実に描かれたヘポイの勇者として戦う意味を自覚するドラマを踏まえての第2部として盛り上がる幕開けとなっている。
2015-08-02 09:30:23ここら辺は、ちょっとゾイドジェネシスで村を救う事よりディガルドを討伐しなければ平和が訪れないと考えるようになったルージの心情変化のドラマを彷彿させる丁寧な描写が光る。
2015-08-02 09:31:12また、それ以外としてヘポイは訪れた先のキャッスルを復活させて、占領している敵のキャッスルを倒すという展開。いわば旅先ごとに搭乗して戦うキャッスルが異なるというのはちょっと珍しい。
2015-08-02 09:32:09このトリッキーな背景は、ロボット≒城≒地域を統治する為の存在として見立てていたり、移動する際の事情もあるのだろう。ロボット群像劇というより、ヘポイ達の冒険譚がメインではあり、RPG路線の旅としてとらえると左程違和感はない。
2015-08-02 09:33:26また、第9話で第5、6話に登場したゲストキャラ文左衛門がヘポイ一行に加わりレギュラーとして昇格。滝口順平さんに中の人に交代し、トラブルメーカーのがめつい商人でもあるがなんだかんだ憎めないという小太り中年という、滝口キャラとして信頼感がある(と一抹の不安がある)キャラクターだ。
2015-08-02 09:35:14いや、サブタイトルがいかにもほのぼのとした雰囲気で統一されているようなものなので、本編のまじめさが想像できない
2015-08-02 09:36:04第7話……ドラゴンキャッスルとゴーストキャッスルの戦闘が始まるが戦闘でマグマ天使(その地帯に眠るマグマの敵)の眠りを覚ましてしまい、地割れと熱風が発生してさらに麓の村へマグマが流れてくる状態へ発展。
2015-08-02 09:37:39その為、ヘポイは村を救おうとキャッスルから降りるが、ジャークンからしたらヘポイを倒す好機と彼を遮るように現れて、ヘポイの説得も聞かずに足止めした結果マグマがせきとめようとしたダムを通過してしまう事態に。
2015-08-02 09:38:49ここで、ヘポイの考えが変わる訳で、ジャークンに対して「祖父を石にした」事で憎んでいたヘポイが、それよりも「大勢の人々の不幸に対して見殺しにする」事で許せないと堂々と言い放つ。
2015-08-02 09:39:48ここは、祖父の石化を元に戻すために戦っていた個人的な事から、大勢の人々を守らなければならないと全体的な事を考えるようになったという意味で勇者としての成長がうかがえる場面かと。
2015-08-02 09:40:54また、マグマ天使が村を飲み込もうとした際にヘポイの行動も印象的だ。自分が戦ったせいでマグマ天使を目覚めさせてしまった罪を自覚して彼に謝り、だがそれでも関係のない村の人々を巻き添えにしないでくれ、倒すなら自分だけにしろと言い放つ。
2015-08-02 09:42:19なりふり構わず村を飲み込もうとするマグマ天使へ一人抗うヘポイ。己の体が焦げ付こうとも「しずまれー!!」を連呼しながら彼を止めようとする訳だが、まさに自己犠牲。増田さんの子供らしい演技との相性も良い pic.twitter.com/4IlCPx6A5v
2015-08-02 09:43:46かくして、彼の力でマグマ天使を逆流させて村を救った事になる。この話でヘポイが自然と「世界の為に戦うこと」「自分の行動に責任を持ち自己犠牲をいとわない事」を身につけて、ヘポリス(勇者としてのレベルっぽいもの)が次回自然と上がっていくイベントへ繋がっていく。
2015-08-02 09:45:08第8話……「ジャークンはジャー君!」という締まらないタイトル(笑)ながら、一進一退の攻防線が描かれる序盤の山場。また画面構図としても今まで以上に目を引くものが多く、この勇者、キャッスル同士の対決が並行して描かれる画面が熱い。 pic.twitter.com/plgMYOCSHu
2015-08-02 09:47:04