熱中症についてかく語りき@もるげんれえてさん（+麦茶ックス）

もるげんれえて @morghenrate

その二として、最近流行ってる経口補水液での下痢について。 まずは下痢のメカニズムを簡単に説明します。 とはいっても、基本は浸透圧です。 たとえば、牛乳を飲んでお腹を下す場合、乳糖と呼ばれる糖分を分解できないために腸管内の浸透圧が高まり、水分が溜まってしまうのです。

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下痢は、「腸管の浸透圧（≒濃度）が高いときにおこる」と考えられます。 で、経口補水液での下痢なのですが、恐らく急に大量の補水液、つまりナトリウムを摂取したために浸透圧が崩れ下痢になった、と考えられます。 これはコレラとも似るところがあります（コレラは腸管でのNa機構を破壊する）

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ここで重要なのは、「非脱水状態」であること。 言い換えればナトリウムが失われておらず、補給する必要がない状態なのです。

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なので、余計なナトリウムが入ってきてお腹を下してしまう、と考えられます。 また、急激に大量に摂取しても、同じようになると思います。

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経口補水液は少しずつ、補給する様に飲みましょう―

もるげんれえて @morghenrate

以上で補足終わりです。