氷点下で熱湯を雪原に放つと…もくもくの雲が出現!寒冷地ならではの冬の風物詩にびっくり

こんな風に雲が作れるの、楽しそう
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冬の北海道の雪原で、熱湯を放って「熱湯雲」を作っている動画がTwitterに投稿された。

熱帯雲
900mlの保温ポットに入った熱湯を片手鍋に移し替える
熱帯雲
せーの…
熱帯雲
空に向かって撒く!
熱帯雲
一瞬でお湯から熱湯雲ができた

投稿者のおとん(@OTON118)さんは保温ポットに入った熱湯を容器に移し替え、雪原に向かって勢いよく撒く様子を撮影。放たれた熱湯は一瞬で真っ白な雲に姿を変え、もくもくと空中を漂った。

Twitterユーザーの反応の中には「私も今朝同じことしました」「この時期恒例っすね」など、寒い地域ならではの風物詩であることが分かるコメントも見られた。

おとんさんに寒冷地の北海道での熱帯雲作りについて話を聞いた。

温かい地域に住む人に見てもらおうと

お住いの地域では「熱湯雲」はよく知られているのですか?

熱湯雲は北海道ではよく知られています。熱湯爆弾と呼ぶ人もいます。

作ろうと思ったきっかけがあれば教えてください。

寒い地域ならではのものと思っていますので、せっかくなら暖かい地域の方にも見てもらえたらいいな、というのがきっかけですかね。すでに過去に何度も熱湯雲を作ってツイートしています。

寒い地域ならではのこととして、凍ったバナナで木の板に釘を打つ動画を投稿したこともあります。

外の気温がどのくらいの時に熱湯雲はできますか。

基本的に外気温がマイナスであれば、熱湯雲はできると思います。お湯の温度は高い方が作りやすいですね。この動画の時の気温は、昼頃でマイナス15℃くらいだったと思います。

湯量が多いほど、大きな雲ができるのでしょうか?

約350mlくらいのコップだと、今回使用した900mlに比べてできる熱湯雲は小さく、消滅する時間も早く感じました。おそらく湯量と雲の大きさには比例関係があると思います。また勢いよく放るのも重要でしょう。

北海道のような寒冷地では、ポピュラーな存在である熱湯雲。気になった方は、寒冷地を訪れた際に試してみるのもいいかもしれない。

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