日本家屋を改造したゲームショップ!和室でゲームを楽しめるお店の店主に話を聞いた

お店じゃなくてまるで実家
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ゲームショップを営むあまんじゃこ(@amanjako_shop)さんが、店内の写真をTwitterに投稿したところ「お店っぽくない」と話題だ。

和室が皆さまをお出迎え

なんと、あまんじゃこさんのお店は日本家屋、店内は畳の和室だというから驚きだ。

和室のあちこちに所狭しと商品が陳列されている

天袋のなかにはサインが展示され、違い棚も商品がズラリ。和室の構造をうまく陳列に生かしている。リフォームせずに和室がゲームショップにできるとは…。

一体なぜ、日本家屋でゲームショップを営業することになったのか。あまんじゃこさんに詳しい話を聞いた。

偶然の出会いと地域の方々の要望で実店舗に

ショップになっている日本家屋とはどのようなご縁があったのですか?

神戸より移住を決めてから物件を探し、偶然この日本家屋を紹介していだたきました。

ネット販売はどこでもできるため、当初は日本家屋の一部の部屋を倉庫にしようと考えていました。しかし、ゲームショップと知った地域の方々から「見せてほしい」という声があり、要望に応えて半年後に店舗となりました。

倉庫になる予定が地域の方の要望で実店舗に
実際にゲームを楽しめる

日本家屋で実際に店舗運営をしてみて、どのようなメリット・デメリットがありましたか?

メリットは、誰も見たことも運営したこともない店舗だと共感していただいたお客様から、新しい感想をいただけることです。「お邪魔します」と言って入る方多いですね。

デメリットは、地方の日本家屋ということ。そして、SNSを見ていない方には何の店かわかりにくく、敷居が高く見えることです。

確かに初見では入りにくいかもしれない

来店されるお客様はどのような方が多いですか?

老若男女まんべんなくご利用いただいています。子どもたちは駄菓子屋ができた感じで来てくれます。観光スポットみたいになっているので、親子連れ、ご夫婦で、カップルで、マニアな方まで来店されます。

たまに祖父母親子の三世代で来られますね。ご両親が「パパママはニンテンドー64で遊んでいたんだよ」と、Switch世代の子どもたちに言う姿を何度も見てきました。
今の子どもたちは試遊台の64コントローラーの使い方がわからないので、ご両親が教えてあげているみたいです。

ゲームを通じて世代間のコミュニケーションが弾むこともあるだろう。まるで実家のような空間で過去の名作ゲームを親子で体験できるのも、あまんじゃこさんにしかない魅力のひとつといえる。興味が沸いた方は、ぜひあまんじゃこ(@amanjako_shop)さんのお店に行ってみてはいかがだろうか。

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