隅田川花火大会の翌朝、おそろのタンクトップでゴミ拾いするマッチョたちに称賛集まる 企画者に話を聞いた

筋トレで無酸素運動、ゴミ拾いで有酸素運動
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100万人を超える見物客を集めた2023年の隅田川花火大会。その翌日7月30日の朝、マッチョの集団が街のゴミを拾う姿が話題になった。

朝日に照らされごみを拾うマッチョ
街路樹のすき間も見逃さないマッチョ

おそろいのタンクトップを着て、隅田川沿いにて花火見物客の残していったゴミを拾う約40名ものマッチョの皆さん。彼らは、サプリメントやトレーニングアパレル商品などを展開するフィットネスブランド「VALX」が企画したイベント『隅田川花火大会ゴミ拾いマッチョ』に集まった有志たちだ。

さすがマッチョの募集、参加時は筋肉が見える服を指定

午前7時半から集まりゴミを拾い歩くマッチョたちの姿は街ゆくの人々の視線を集め、目撃情報がTwitter(X)上でも拡散され話題となった。

「マッチョ×ゴミ拾い」という意外なベストマッチを生んだイベントの様子について、「VALX」広報(@leverage_pr24)担当者に詳しい話を聞いた。

参加者「筋トレ好き同士交流ができてうれしかった」

『隅田川花火大会ゴミ拾いマッチョ』の企画が生まれたきっかけは?

隅田川花火大会は4年ぶりの開催ということもあり、大注目されたイベントです。 弊社では、楽しいイベントである分ゴミの問題が発生するのではないかと、開催前から危惧していました。そこで我々はマッチョの皆様にお力を借り、ゴミ拾いをすることにしました。

マッチョというキャッチーな存在が社会貢献をすることで、より皆様の印象に強く残るのではないかと考えました。

参加したマッチョの方々は、どのような方たちですか?

ボディビルの大会に出られているマッチョの方から、筋トレ初心者の方までたくさんの方がいらっしゃいました。

マッチョの方々がゴミ拾いをしたことにより得られた収穫は?

筋トレは孤独な競技で普段なかなか交流の機会がなく、参加者の方からは「筋トレ好き同士交流ができてうれしかった」「気分が上がった」という声をいただきました。

あとは朝の有酸素運動にちょうど良かったとも伺いました。

マッチョたちの力で、最終的に拾ったゴミの量は軽トラ1台分にものぼったそう。

イベントのキャッチコピーにある「美しいのは、空だけじゃない。」の言葉通り、花火が夜空を飾ったあとには、マッチョたちの美しい筋肉と心が隅田川を彩ったようだ。

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