飼い猫が何かに取り憑かれたように豹変！ぺったんこ耳で飼い主さんに怯える衝撃映像

驚いた飼い猫が、何かが憑依したかのごとく、うなり声を上げる瞬間を捉えた映像がX（Twitter）に投稿され話題だ。

「衝撃映像！」という文言とともに投稿された動画に映っているのは、飼い主である「保護猫のソングくん♪」（@pyonkichi_note）さんに怯えた様子の猫のソングくん。

動画のソングくんは、何かを訴えかけるようにもごもご口を動かしながら、低い姿勢で終始長いうなり声を上げている。驚きのあまり見えないほど後ろに耳を伏せ、そのせいか顔がまん丸に見えていた。

普段とあまりに違うソングくんの様子に、飼い主さんは「呪文系とか憑依系のやつ」と驚きを伝えている。

Xユーザーからは「リアルドラえもん」「耳どこに忘れてきた？と思ったら…あった！」「 お耳を隠す子がいることを初めて知りました」などのコメントが寄せられた。

今回の状況に至った経緯やソングくんの様子について、飼い主さんに詳しく聞いてみた。

いつもは強気で怖がりではないソングくん

ソングくんが今回のような様子を見せたのは初めてですか？

耳を横に張ったり少し後ろに伏せたりする一般的なイカ耳状態はよくありますが、ここまで驚いてる姿を見たのは初めてです。

何事かと戸惑いましたが「以前似たような映像をテレビやYouTubeで見たことあるな」と気付き、撮影しました。

もともと怖がりな一面があるのでしょうか？

普段は「強気な俺様」で、特に怖がりという印象はないです。初見の人には警戒して隠れちゃいますが、初めて見るものやおもちゃには果敢にチャレンジする子です。

今回、ソング君がこうなった状況を詳しく教えてください。

数ヶ月前に収納スペースの引き戸を自分で開ける技を身につけて以来そこが彼の秘密基地となり、お昼寝や探検をして遊ぶようになりました。

「まったくもう」とは思いましたが、特に危険な物があるわけではないので自由にさせてました。

あの日、収納スペースの中に彼のネズミのおもちゃが入り込んでいるのを見つけたので、まさかと思い整理がてら中を探してみたんです。

そうすると、行方不明になっていたおもちゃがたくさん出てきました。 

おもちゃと荷物の整理を終えて収納スペースから出ると、動画のように彼が恐怖に怯え唸っていました。おそらく、部屋のどこかから様子を伺っていたのかもしれません。

彼にしてみれば「秘密基地に不審者がいる…！」と気になっていたら突然人が出てきたので、恐怖とパニックでああなったのかなと。

今思うと、見慣れない後ろ向きの姿勢で収納スペースから出たことも関係しているかもしれません。

飼い主として認識できず怯える姿にショックを受けつつも、リアルドラえもんみたいなまん丸顔に思わず笑ってしまい、撮影したというのが経緯です。

その後は食事も喉を通らないくらいナーバスになったようですが、3日もすれば、ちゃおちゅーるやドライフードを食べ、遊びにも誘われるようになりました。 落ち着いてくれてホッとしてます。

ソングくんはこれからもこっそりと収納スペースを開けては、その中で至福の時間を過ごすのだろう。

彼にとって収納スペースは「秘密基地」であり、大切なものを入れておきたい「宝箱」でもあるのかもしれない。