人の手を借りて自分で「セルフなでなで」するお馬さんが可愛らしい!神戸大学馬術部に日頃の様子を聞いた
神戸大学馬術部(@ShindaiBajutsu)のアカウントが投稿した、馬術部で活躍しているお馬さんの仕草が「見てるだけで幸せになる」と話題になっている。
手を置くだけで全然撫でない人間に痺れを切らしてセルフで撫でてもらおうとする馬
#春から神大 #神戸大学 https://t.co/yDqkJOwkJN
— 神戸大学馬術部 (@ShindaiBajutsu) 2024年3月15日
動画に登場する馬は同馬術部に所属する18歳の牝馬、「ココ」さん。頭に人の手が置かれているものの、撫でたりするわけではない。ココさんはそんな状況にシビレを切らしたのか、あるいは顔がかゆかったのか…自分で頭を動かして、人の手で撫でられている感触を味わっているのだ。
動画を見たXユーザーからは、ココさんの行動に「見てるだけで幸せになる」「こういう反応いいなあ」「ここカユイ、と言ってるようにも見える」といったコメントが集まった。
神戸大学馬術部の方から、「セルフなでなで」をしたココさんや馬術部について詳しいお話を伺った。
顔に汗をかいてかゆかったのかも
ココさんはいつから「セルフなでなで」をするようになったのですか?
「セルフなでなで」をしたのはこの日が初めてでした!運動して顔に汗をかいてかゆかったのと、人が顔の近くに立っていたので「セルフなでなで」したのかなと思います。
もしかしたら、他の部員にもやるかもしれませんが、まったく知らない人には警戒してやらないと思います。
ココさんは特別甘えん坊な性格なのでしょうか?
神戸大学美術部の馬の中では、かなり人懐っこい性格をしています。また、顔を拭かれたときに一番気持ちよさそうにしているのも、このココちゃんです!
顔を拭かれたときの馬の反応として、ただ真顔で立っている子や、ポイントによっては嫌がって顔を上下に振る子、かゆいところをかいてもらうと顔を傾ける子などさまざまです。
ココちゃんは最近、拭かれると目がとろーんとしてきます。最終的にはうとうと寝始めてまうこともあります。
神戸大学馬術部での、一日の活動について教えて下さい。
現在当部には6頭の馬がいます。毎朝6時半に集合し、馬房の清掃から始めます。そのあと、馬に乗って練習をします。
練習後は馬を洗ってブラッシングし、馬房に馬を戻して終了です!
特に練習後の手入れの時間が馬とのふれあいの時間になります。全身シャワーで丸洗いする日もあり、特に汗をかいた日には部員が一生懸命きれいに洗い流しています。
馬術は、馬から信頼が得られなければ成立しない競技。毎日のふれあいが積み重なった結果、こんなふうに人に甘えるようになった様子を見せられると微笑ましくてならない。