「編集者」という仕事の特殊性~WEB系漫画サイトと一般の漫画雑誌の「編集」はどう違い、どちらが優れているか?

編集者や原作者として活躍されている方が、たまたま「編集者という仕事の非合理性」や「WEB漫画サイトが、従来の編集とは違う”集合知”」(アクセス数で人気作を絞り込んでいくやり方)について書かれていました。 自分も以前から「最近WEB漫画は玉石混交、いろんなものが載るなあ」「こうやって入り口を広くして”数うちゃ当たる””勝手に生き残れ”とやるほうが『育てて、成長してから市場に出す』より結果的にいいものができるのでは?」という問いを持っていました。 偶然それを、専門家に聞く機会ができたのでまとめています。(ただ、まだ考えたいことがあり、追加したいと思います)
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竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666

.@hkdic @gryphonjapan そう思います。それは単なる「市場調査」ではなく、人々の願望を調査して新たな製品開発につなげる「市場創造」のためのマーケティングですね。単なる市場調査では、「まだ存在しない商品」についてはまずわかりません。

2016-09-28 12:51:45
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666

.@hkdic @gryphonjapan 「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」は日本のお家芸です。アイドルを見ても分かるように、欧米では考えられない「素人」をデビューさせるところが日本の表現産業にはあります。これは漫画も一緒で、日本は世界で最も漫画家デビューし易い国だと思います。

2016-09-28 15:17:06
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666

.@hkdic @gryphonjapan 全ての責任が作家持ちになるため、版元は人気が落ちた作家を「切りやすい」のです。アメリカのコミックのように、作品の著作権を版元が持つ場合、作品の失敗の責任も版元が持つことになります。そのリスクを避ける意味があるのだと思います。

2016-09-28 15:23:07
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