安保法制の衆議院強行採決とその前後の動きについて 《山崎雅弘》
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【今度は日本テレビが報道/「国民は忘れるだろう」の発言】 政府関係者が「支持率は下がるだろうが、国民は時間がたてば忘れるだろう」と発言したそうです。国民を馬鹿にしています。退陣を求めたい。 news24.jp/articles/2015/… pic.twitter.com/l5fAVUGtZa
2015-07-15 17:05:48NHKニュース9 安保法案を強行採決した理由について、安倍がアメリカ議会で今国会で成立させると演説したことが「いわば公約であると言える」と説明?! なんで、アメリカ議会での演説が公約なんだよ。 pic.twitter.com/KXTdgb4ox1
2015-07-17 01:49:24安倍晋三「祖父(岸信介)は、幼いころからわたしの目には、国の将来をどうすべきか、そればかり考えていた真摯な政治家としか映っていない。それどころか、世間のごうごうたる非難を向こうに回して、その泰然とした態度には、身内ながら誇らしく思うようになっていった。間違っているのは、安保反対を
2015-07-18 13:21:29(続く)叫ぶかれらのほうではないか。長じるにしたがって、わたしは、そう思うようになった」『美しい国へ 完全版 新しい国へ』(文藝春秋、2013)p.28. この記述を読んだ上で安保法制における首相の態度を振り返れば、要するに「安保改定時の祖父と自分を重ね合わせて酔っていたのだ」と
2015-07-18 13:22:44(続く)思い知らされる。反対する国民の怒号は、祖父と同様に「泰然と立つ私」を演出する道具立てに過ぎない。反対の声が高まれば高まるほど、自分の正しさが証明されたように錯覚する。そんな屈折した思考の持ち主が、この国の最高権力者の座にいる。 pic.twitter.com/caBFdc1agz
2015-07-18 13:24:06衆議院での採決直後の公明党山口那津男代表のコメント。山口代表もすっかり「安倍話法」が板についてきた。首相の主観的判断で第三国の戦争への介入を可能にする違憲立法の強行採決で賛成した公明党と創価学会は、平和の党の看板を自らの手で破壊した。 pic.twitter.com/0yRZODFtEw
2015-07-19 13:14:48石川健治東京大学法学部教授「あれは安倍政権によるクーデターだった」(ビデオニュース・ドットコム)bit.ly/1LjmLZg「それは現在も進行中である」「国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を破壊する行為を、法学的には『クーデター』と呼ぶ」「今回、日本が失った
2015-07-19 13:20:42(続き)ものの中で、最も大きかったものは『理屈が突破されたこと』だった」「理屈の上では、安保法制をめぐる安倍政権の主張は完全に敗北していた。しかし、にもかかわらず論理的に破綻している法案が閣議決定され、7月16日の衆院通過で事実上の成立が決まってしまった」「高次元で日本の法秩序が
2015-07-19 13:22:41(続き)破砕されたことの影響は、恐らく安全保障分野だけにとどまらないだろう。われわれの多くが、日本という国の政治の頂点で、『理』が『無理』によって押し切られるところを目撃してしまった。これによって、戦後われわれが大切に育て、守ってきた『公共』空間が壊されてしまった」
2015-07-19 13:24:05杉田敦法政大教授「自らの結論をただ押しつけることを、安倍さんは『説明』と言っている」(朝日)bit.ly/1Ke1eB7「説明とは、決める前に合意形成のためになされるもの」「『結論はもう出ている、反対するのは知識が足りない感情的な人たち』と、『上』からの一方的な
2015-07-19 13:26:14(続き)『ご説明』をする」「『批判するなら対案を出せ』という政府・与党の論法は、検察官が弁護士に『批判するなら真犯人を見つけてこい』と言うようなもの」「今回、立憲主義の意義や、民主主義の価値に対する理解が社会の中でかなり深まった」「主権者が主権者としてあり続ける限り、勝負は続く」
2015-07-19 13:28:35(続き)長谷部恭男早稲田大教授「危機の想定は無限に可能なので、安全保障をめぐる議論の土俵は構造的に、拡大推進したい側に有利になる」「私は、国民の理解はむしろ進んでいると思います。法案は違憲の疑いが濃く、日本の安全保障に役立ちそうもない。そんな理解が進んだからこそ、反対の声が強い」
2015-07-19 13:29:40首相は「今回の法案で抑止力が高まる」と適当な台詞を繰り返すが、世界最強の軍事力を持つアメリカを今から攻撃しようと強靱な覚悟を決めている相手が、実戦経験皆無で軽武装の自衛隊が米軍の「後方支援」に参加するから攻撃を控えよう、などと考えるはずがない。首相の論理はビニール袋のように軽い。
2015-07-19 13:33:23首相のフジテレビ番組での「説明」を観た友人がFBで「悪夢だ」と書かれていたが、私もネットで確認した時、全く同じように思った。まさに「悪夢」。気持ちわるい。奇怪で不気味な模型を使い子供のように遊ぶ総理大臣の姿。説明でなく「一人あそび」。 pic.twitter.com/4nJQIgGNTc
2015-07-21 13:36:33ケンカの助っ人、火事を消す、戸締まりをする等、無難化するイメージ操作に首相周辺は必死だが、実際にこの法案成立で可能になるのは、海外派兵される自衛隊員が銃や火砲等で他国人を殺害し、自衛隊員も他国人に殺害されるという「殺し合い」に自ら加わるという事態。どちらの陣営も、確実に人が死ぬ。
2015-07-21 13:38:00「自国が攻撃されていないのに、首相の主観的判断で、他国の戦争や紛争に日本を介入させる権限」のことを、今の政府は「集団的自衛権」と呼ぶ。人が誰も死なないケンカや火事、戸締まりにたとえて説明することをおかしいと思わない。首相周辺がどれほど人命を軽視する思考で考えているかを示している。
2015-07-21 13:39:11「反対」という国民の意思表示を「理解不足」と曲解して論点をすり替え、「理解が進めば賛同するはず」との架空の論理を使えば、国民のほとんどが反対する政策でも、政権が強行することを正当化する「形式」は作れる。形式思考の大手メディアは、この形式の欺瞞を見抜けず、形式の宣伝に協力している。
2015-07-21 15:24:51「反対」は「理解不足」である、との架空の論理で「形式」を作れば、国民の反対がどれほど高まっても無視し続けられる。「理解不足の方に説明します」と形式的に言い、論理的に全く説明として成立しない「説明」を意図的に繰り返して、反対する人間を疲弊させる。永遠に「反対」の意見を聞かずに済む。
2015-07-21 15:26:13「説明されればされるほどわからなくなる」というのは、聞き手の自然な反応で、それこそが「説明する側の意図」なのだから、そう思う人間が増えるのは当然だろう。「論理的に物事を考える人間を混乱させ、疲弊させる」ために、敢えて非論理的な「説明」をしている。大手メディアもそれに加担している。
2015-07-21 15:27:24紛争地に「補給輸送部隊」としてされる自衛隊員が直面する最も大きな命のリスクは、道路で突然爆発して車輌を吹き飛ばす「IED(即席爆発装置)」だが、それをよく知っているはずの元陸上自衛隊幹部の佐藤正久議員は、一言もそのリスクに触れない。 twitter.com/SatoMasahisa/s…
2015-07-21 15:37:31【安倍総理の思い・姿勢に敬意、テレビで真摯に説明】 今までの総理でここまでされた方はおられただろうか?自民党のcaféstaに夜20時代、21時代で5日間も出演し、今度は夕方、民放に長時間出演して国民の疑問に答えた。なかなかできるものではない。リーダーだ!皆さんどう思われますか?
2015-07-20 19:10:45「まだ国民の理解が得られていない」や「更なる審議が必要」など、もっともらしい形式的言葉を口にするアナウンサーやコメンテーターは、巧妙に「政権に迎合する論点」で語っている。憲法違反だと「理解した上で反対」する学者や市民を無視し、違憲立法でも一定時間以上審議すればOKだと認めている。
2015-07-21 15:44:57首相が「法案について説明する」と言って出演したメディアは、雑誌『WiLL』、ネット『ニコニコ動画』、フジテレビ(産経系)『みんなのニュース』、BS日テレ(読売系)『深層NEWS』など、首相に厳しい批判的報道をしない、親衛隊的なメディアに限られる。首相のひ弱さが、逆に際立っている。
2015-07-23 16:38:36安倍晋三がフジの生放送番組において、自ら進んで説明に用いた「中国に海賊旗の置かれた図」。安倍の露骨な隣国敵視が剥き出しになっていて、座視しえない。すでに欧州系の記者が疑問視している。 foreignpolicy.com/2015/07/23/shi… pic.twitter.com/MGbBk50VWq”
2015-07-25 00:26:33安全保障関連法案の審議が来週から参議院で始まるのを前に、国会周辺では法案に賛成する人たちと反対する人たちがそれぞれ集会を開きました(NHK)bit.ly/1IB6lel 先週金曜の記事だが、当日夜のニュースは無視した。 pic.twitter.com/EL0MB8gIbW
2015-07-28 13:35:01賛成派は「1500人」と人数入り、反対派は人数無し(実際は7万人)。賛成派は普通に「訴えました」で、反対派は「ラップ調のリズムに乗せて」などと軽いノリのイベント的な印象操作を施している。産経新聞がよく使う手法を、公共放送が真似ている。賛成派の意見が官邸の説明と完全に一致している。
2015-07-28 13:36:08