学級日誌に描いた絵に担任も「マジですごい(語彙力)」!現役藝大生の作者に話を聞いた

これはぜひ永久保存してほしい…!
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Twitterユーザーで、東京藝術大学に通うWakumi Kanno 菅野湧己さん(@wakumiiii_)が、高校時代に学級日誌に書いた友達の似顔絵を投稿。「作品」としてのレベルの高さが話題になっている。

先生も語彙力を失うほどのすばらしい再現度

画面左下には日誌を見た担任の先生からのコメントがある。「マジで見られてる感じ」「落ち着いてコメントできない」「いやーすごいなー ほんとにすごいなー いやマジですごい(語彙力)」と手放しで才能を賞賛している。

Twitterユーザーからは「担任のコメントがすべてやん!」「先生のコメントがメッチャ好きw」「上手すぎて語彙力なくしてる担任おもろい」などと、菅野さんのあふれる才能と同時に先生のリアクションにも注目が集まった。

学級日誌に友達の似顔絵を描いた経緯と、成人式に日誌を見ることになった経緯について、菅野さんに詳しい話を聞いてみた。

成人式に久しぶりに高校へ。昔の友達と学級日誌の話題になった

学級日誌は、どのような経緯でご覧になったのでしょうか。

日誌自体は学校に保管してありました。今回見つかったのは日誌の写真で、友達と昔を振り返るなかで久しぶりに出てきたというわけです。

この似顔絵の前にも学級日誌に絵を描かれたことはあったのでしょうか?

当時から日誌に友達の似顔絵を描いていた気がします。投稿した似顔絵は、学級日誌がちょうど顔の大きさと同じくらいなことに気がつき、「半分顔を描けば面白いのでは?」という軽いノリで描いたものです。

緻密な筆致で仕上げられているのがよくわかる(編集部にて画像を一部拡大)

この似顔絵はお友達本人を見ながらスケッチしたものですか?

本人を見たり、本人が写っている写真を見たりしながら、1時間半くらいかけて描きました。

当時、似顔絵を見たお友達ご本人はどのような感想をおっしゃっていましたか?

笑いながら恥ずかしがっていたような思い出があります。さらに本人の顔の前に、日誌を半分重ねて写真を撮った記憶も。ちなみに彼とはバズったらご飯をおごる約束をしたので、今度ちゃんとおごります。。

モデルとなったお友達も似顔絵のできばえに感心し、満足していることが伝わってくるエピソードだ。

現在菅野さんは東京藝大の先端芸術表現科に在籍し、現代アートの作品を精力的に発表している。

菅野さんの他の作品も見てみたいという方は、Twitterアカウント(@wakumiiii_)をフォローしてみてはいかがだろうか。

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