古本屋で見つけた懐かしい本をめくると、見覚えのあるメモが…!15年以上を経て感動の再会を果たした人の話

アイテムをきっかけに昔の記憶がぶわっと蘇ること、ありますよね
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Twitterに投稿された、古本にまつわる感動的なストーリーが話題となっている。

投稿したのはTwitterユーザーの宗ちゃん(@sota19872018)さん。近所の古本屋が閉店すると聞き訪れたところ、なんとそこには過去に手放した自分の本が売られていたという。

その本は宗ちゃんさんが小学生の頃に祖母に買ってもらったもので、実家が引っ越す際に売ってしまった記憶があったそう。本をめくると、購入した日付とともに「おばあちゃんに買ってもらった」の文字があり、間違いないと確信した。

かつて手放した本と、15年以上の時を経て別の場所で再会する。なんとも珍しい出来事について、宗ちゃんさんに詳しく伺ってみた。

見つけた時は言葉が出ないほどの衝撃

本を発見した時の感想を教えて下さい。

売却時は他店で売ったので、まさかめぐりめぐって今住んでいる街の古本屋さんで見つけるとは…本当に言葉が出ませんでした。

購入して再び読み返してみると、かつての担任の先生や友達の顔が思い出されてなつかしい気持ちになりました。

どんな本でしょうか?

『リトルバンパイア』という、くもん出版から出ている小説です。

思い出が詰まった一冊

『リトルバンパイア』を買ってもらったいきさつは?

ふだんおばあちゃんと一緒に買い物に行くことはありましたが、本を買ってもらうことはあまりありませんでした。

(『リトルバンパイア』は)「学校で本を読まなくてはいけないんだ!」と言って、買い物のついでに近くにあった本屋さんで買ってもらったような記憶があります。

購入日をメモしていたのはなぜでしょうか。

普段から本に日付を書くことはありませんでしたが、この小説はシリーズものなので、「1巻目を購入した思い出に」と母親がたまたま書いていたのかと思います。

感動の再会は、人とのつながりだけに限らない。古本屋を訪れた際は、なつかしい児童書や絵本のコーナーに立ち寄ってみるのもいいかもしれない。

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書いた人
重松雄太

宣伝会議47期生。インタビューライター。TSUMUGU COFFE▷フリーランスだけでなく、多様な方々が集まって「つながり」ができる場所を提供したいと思い、カフェを開業しました。