「鶴瓶の麦茶」の真の恐ろしさはティーバックにあり?ペットボトルとの「収穫量」をグラフ化したら凄いことになった
笑福亭鶴瓶さんが長年CMキャラクターをつとめることでもおなじみ、伊藤園の麦茶。そのコスパを称賛する声はX(Twitter)でもたびたび聞かれるが、この度、ペットボトルとティーバッグの「収穫量」を比較したグラフが投稿され、話題になっている。
ペットボトルの鶴瓶の麦茶、沢山入っているのに安すぎ!と主張する人は、鶴瓶の芯の恐ろしさを知らない。鶴瓶が本領を発揮するのはティーバッグです。
100円当たりで何ミリリットル収穫できるか、グラフにしてみました。 https://t.co/XqYrwzd82A
— はいじん (@haijin88) 2023年8月21日

投稿者のはいじん(@haijin88)さんは、「コカ・コーラ」のペットボトル(500ml)と、鶴瓶さんがパッケージに描かれている「伊藤園 健康ミネラル麦茶」のペットボトル(600ml)、同じく鶴瓶さんがパッケージに描かれている「伊藤園 香り薫るむぎ茶」のティーバッグ(54パック入り)の3つを比較。ティーバッグは1パックあたり1.5ℓ抽出できるとし、内容量を40,500ml(40.5ℓ)と換算している。
価格は近所の自動販売機やスーパーの販売価格を参考に、順に180円、150円、198円を想定。
はいじんさん作の「100円当たりの収穫量」と題した棒グラフを見ると、ペットボトルのコーラと麦茶はほんの短い棒になっているのに対し、ティーバックの麦茶が突出して長い。比較にならぬほど長い。

単純計算で行くと、コーラは100円あたり約280mlに対し、ティーバックは20,500mlくらいになる(ハズ)なので、同単価で楽しめる量で考えると、ティーバックの麦茶はペットボトルのコーラよりも70倍以上の物量を誇っていることになる。グラフ化すると、ティーバッグの圧倒的な強さが浮き彫りになるわけだ。
①コーラ(近所の自販機)
500ミリリットル、180円
②ペットボトル鶴瓶(近所の自販機)
600ミリリットル、150円
③ティーパック鶴瓶(近所のスーパー特売)
40,500ミリリットル (1.5リットル×54パック)、198円
— はいじん (@haijin88) 2023年8月21日
もともとペットボトル版「伊藤園 健康ミネラル麦茶」も、昨今の各社ペットボトル飲料の値上げラッシュに反旗を翻すように年々その内容量を増やしており、そのコスパの良さがたびたびXでも話題になってきた。
そんなペットボトル版をもはるかに凌駕するティーバックの実力を見せられると、はいじんさんの「鶴瓶の真の恐ろしさを知らない」というコメントにもうなづける。
投稿を見たユーザーからは、「桁違いってこれのことか」「コスパ最強」「一年じゅう飲んでるので、もうこれなしの生活は考えられない」といった反応が相次いだ。
はいじんさんに、グラフを作成した経緯や、結果を受けてのその後の生活などについて話を聞いた。
自宅では2リットルを常備するように
麦茶の収穫量をグラフ化しようと思った経緯を教えてください。
ペットボトルでも十分安いのに、ティーバッグだとさらに安いということを、近所のスーパーに行って初めて知りました。どれくらい安いのか計算しようと思ったのが、グラフ化の経緯です。
結果を見た率直なご感想は?
ペットボトルでジュースを買ったり、飲食店でソフトドリンクを飲むのが馬鹿らしく思えました。(実際には原価だけでなく輸送コストや人件費、保存にかかるコストが発生するので仕方ないのですが)
その後、麦茶の飲用方法などに変化はありましたか?
自宅では2リットルを常備して、麦茶以外飲まなくなりました。
鶴瓶さんと伊藤園さんには感謝するばかりです。インフレ時代の救世主といえます。
連日のように報道される値上げのニュースを聞くと気が滅入ってしまうが、ティーバッグ麦茶の超越した収穫量グラフを見るとまだ前を向いていけるような気がする。今後は夏が過ぎても、ティーバッグ麦茶を常備する人が増えるかもしれない。