最長6時間立ったことも!?自らの体を「看板役」にする宣伝マシン「ローリングサンドイッチマン」とは何者だ?

無視するのが困難
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インパクトのある広告を身につけ、自ら「看板役」をしたという投稿にX(Twitter)がざわついている。

ローリングサンドイッチマン
回転する広告を体に装着
ローリングサンドイッチマン
かなりインパクトある宣伝方法だ

投稿された動画には、廊下の真ん中で仁王立ちした投稿者・蕪木孝(@takashikaburagi)さん…と思しき姿が映っている。

というのも、蕪木さんの胴体の横幅ほどあるロール紙が頭上から股下、背面へと一周して巻かれ、何らかの装置によって回転を続けているので顔が見えないからだ。

ロール紙には「おいしいうどんをやっています。」と書いてあり、まるで電光掲示板のように文字がスクロールしている様子がわかる。

まさに「人間立て看板」になれるこちらの装置「ローリングサンドイッチマン」は、蕪木さんが開発・製作したもの。身につけた人の表情や胴体は紙に隠れているため、通行人に強烈な印象を与えるかもしれない。

撮影時は看板役としてこれまで最長の6時間立っていたそうで、今後「12時間に挑戦したい」という意気込みもコメントしていた。

投稿を見たX(Twitter)ユーザーからは「すごいインパクト!!」「いろんな職業があるんだな」「じわじわくる」など、体を張った宣伝方法にさまざまなコメントが寄せられている。

看板役をやってみた感想や「ローリングサンドイッチマン」について、蕪木さんに詳しく話を聞いた。

「人が看板を装着」できる可能性を感じた

「ローリングサンドイッチマン」を製作したいきさつを教えてください。

1997年に部活の模擬店用に、人が装着しないタイプの回る看板を作りました。その時に人が看板を装着できる可能性を感じたことを思い出し、2016年に作りました。

「ローリングサンドイッチマン」はどこに装着しますか?

肩に装着します。重さは700gぐらいです。

ローリングサンドイッチマン
両肩にかけて使う(画像提供:蕪木さん)

6時間の看板役の仕事をして大変だったことを教えてください。

5時間半過ぎまで動かずに立っていることがつらかったです。しかし、それ以降はつらさを感じなくなったので、今後は12時間立つ仕事に挑戦したいと思いました。

「ローリングサンドイッチマン」に対する周囲からの反応は?

前が見えないので、周囲の反応はよくわかりません。

回数がまだ少ないため、効果がわからず評判もよくわかりません。

「看板役」に徹した蕪木さんは、ほかにも走行可能な腹筋ローラー「アブライダー」や「全自動ルービックキューブ」など、斬新なアイデアで作品作りに励んでいる。

今後、看板を装着して6時間を超える最長記録を更新することはできるのだろうか。これからのロールサンドイッチマンの活動も楽しみだ。

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