通話アプリ「mocri」がサービス終了を発表し「サ終」がトレンド入り「コロナ禍でお世話になった」と惜しむ声

残念…
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1月18日、X(Twitter)のトレンドに「サ終まじ」「サ終のお知らせ」というワードが上がっている。作業通話アプリ「mocri(もくり)」が2024年3月22日15時でのサービス終了を発表し、ユーザーの動揺が広まっているようだ。

サービス終了のお知らせ 全文はこちら

mocri」は株式会社ミクシィが提供している無料(一部有料)の作業通話アプリで、2019年から提供開始。「部屋」に入室して待機し、友達同士でおしゃべりしながら作業ができるというもの。「入室するだけで通知が届いて便利だった」「交流があった作家さんたちと雑談しながら作業できなくなると思うと悲しい」「音声通話に特化していたからか、音質が良かった」など、サービス終了を惜しむ声が多数上がっている。

漫画家の横槍メンゴ先生もユーザーだったようで、「本当にこの世の終わりなんだけど」とコメントしている。

「人と会えなかったときにつないでくれた」

mocriサービス終了のお知らせ」発表文には

β版サービス開始から約5年間、多くのユーザー様にご利用いただき、創作活動や勉強などの作業を楽しく継続できるようになったとの声を頂戴してまいりました。

特にコロナ禍で友達と会えない時期、mocriが孤独感を和らげる一助になったとのお声には、運営一同心より嬉しく思っておりました。多大なるご愛顧に感謝するとともに、最後までみなさまの創作活動や勉強を作業通話を通して支える場の提供に尽力してまいります。

とあり、この文章を受けて「本当にその通り」「一人暮らしで人と会えなかったときにmocriが繋いでくれた」と感謝の言葉も集まっている。

終了後に利用する音声通話アプリとしてDiscordやLINE通話の名が上がっており、さっそくDiscordにサーバーを立ち上げた人もいれば「Discordのサーバー文化が苦手なのでどうしよう」と、勝手の違うアプリを使うことに戸惑いを感じている投稿も見受けられる。

なお、サービス終了日まではログインや通話など基本的な機能は引き続き利用可能。また月額500円でさまざまな機能を利用できる「mocriプレミアム」に加入しているユーザーも現時点のmocriプレミアム有効期限までは引き続き利用できるとのことだ。

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