「拓銀×昭和64年の5円玉!?」実家で激レアな小銭の束を見つけた人に反響
世にも珍しい小銭の束を見つけた、という人の投稿がX(Twitter)で話題だ。
なんか小銭の束出てきたと思ったら色々特級呪物な感じがする https://t.co/U5qgeONQXp
— 次郎等も@10/8PPMMPMP (@jB0nAvdIieVtz30) 2024年3月10日
投稿者の次郎等も@10/8PPMMPMP(@jB0nAvdIieVtz30)さんは、実家を整理していたら出てきたという五円玉の束の画像を投稿。一見、今もレジなどでよく見かける棒金だが、注目したいのは一番端から見えている五円玉の発行年。「昭和六十四年」と書かれており、7日間しかなかった昭和64年製のもの。さらに、小銭を束ねるビニールには1997年に倒産した北海道拓殖銀行の「たくぎん」ロゴが。レアな要素が組み合わさった束なのだ。
Xでは「北海道拓殖銀行! 昭和64年! ダブルネームすごいです!」「夢の共演すぎて日本に1束しかないかも…」など、めずらしさに驚く声をはじめ、「めっちゃ価値のあるやつ」「一体いくらになるんだろう」と、価値を推測するコメントが多く寄せられていた。中には「棒金(棒銭)としては未使用かもしれんが、硬貨としては未使用と限らないし、二枚目が同じ発行年とも限らないのでは?」という発言も。
小銭の詳細について、投稿者さんに聞いてみた。
昭和64年の5円玉と確認できるのは一枚だけ
小銭の束が出てきた経緯を教えてください。
銀行の硬貨の入金枚数と手数料が変更になるとのことで、亡父と母が貯めた小銭を整理している最中に見つけました。何かの空き缶に入った小銭の上に、例の束が置いてあった感じです。
50枚あるようですが、片面は硬貨の表側、片面が硬貨の裏側になるように包装してあるので、昭和64年の5円玉と確認できているのは一枚だけです。
「北海道拓殖銀行」「昭和64年製」と貴重なものを発見してから反響を受けるまでの感想をお聞かせください。
フォロワーさんは北海道在住の方が多いので「たくぎん×昭和64年」がちょっとネタになるかなくらいの気持ちでポストしたのですが、多くの反応をいただいて正直困惑しています。
拓銀の経営破綻も四半世紀以上前の話ですし、こんなにも関心を持つ方がいるとは思いませんでした。
今後、小銭はどうするおつもりなのでしょうか?
この包装のまま手を付けず、見つけた状態で保管しています。身バレするのも嫌ですので、今後どうするかはほとぼりが冷めた頃に考えると思います。
「たくぎん×昭和64年」の束であることが重要な気がしますので、バラすことはないと思います。
道内在住の方へ向けたちょっとしたネタのつもりが、想定外の反響があった5円玉。今後もこのままの状態で保管し続ければ、希少性はますます高くなりそうだ。