懐かしの「泥拭きマット」をアイロンビーズで再現した作品がリアルでかわいらしい!制作者に話を聞いた

「タンポポマット」という名前なんですね
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昔ながらの「泥拭きマット」をアイロンビーズで再現した作品がX(Twitter)で注目されている。

サイズはタテ5.3cm、ヨコ9.6cm。制作にあたってテラモトの「タンポポマット」を参考にしたそう
マットをじっと見つめる(?)ポッチャマがジワジワ来る
おうちに上がる前は、ふたりとも足についた土を落としてね…
マットを見つめて何を思う

このマット、学校や建物の入口などに敷いてあるのを見たことはないだろうか。株式会社テラモトにて「タンポポマット」という名で1951年(昭和26年)から販売されているロングセラー商品なのだ。

タンポポマットをアイロンビーズで再現したのが、フィン(@finmyb)さん。マットの周囲を囲む金具の部分は刺繍で作り上げるというこだわりぶりだ。

作品を見たXユーザーからは「小学校の廊下にあったやつだ!」「素晴らしい出来栄え!」「ディティールの細かさに愛を感じます」と絶賛するコメントのほか、テラモトの公式アカウントからも「アイロンビーズでここまで再現できるものなんですね!」と驚く反応があった。

日頃は刺繍やアイロンビーズでゲームキャラを作ってはXで作品を披露しているフィンさんが、突然のタンポポマットを作ろうと思いついたのはなぜなのか?取り組んだきっかけなどを伺ってみた。

アイロンビーズに糸を通すのが意外と困難だった

マットをアイロンビーズで作ろうと思い立ったきっかけは?

4月1日に「#嘘か本当かわからないことを言う」というタグ関連で一時「タンポポマット」がトレンドに上がりました。それで確認したら、大変懐かしいマットが出てきてほんわか。

「欲しいけど買ってどないすんねん…。ん?よく見たらドットっぽいからアイロンビーズで再現できるのでは?」と気づき作りました。

制作にはどれくらいの時間がかかったのでしょうか。

丸3日ほどかかりました。
アイロンビーズだけでしたら3時間もかからずに出来たのですが、とにかく糸に時間がかかりました。

糸の色や使用する本数に迷い、刺繍しても「違う」と思えば糸をすべてほどく、を繰り返しました。しかも、アイロンビーズに糸を通したりほどいたりするのが思っていたよりも困難で、右腕が数日間筋肉痛になりました(笑)。

最初はアイロンビーズだけで作る予定でしたが、金具も表現したいなぁと思い、糸を通しました。前々からアイロンビーズと刺繍糸は相性が良いのでは?と思っていながら実行できていなかったので、完成して嬉しかったです。

いつも靴の裏の泥を落としていたマットが、こんなにかわいらしく見える日が来るなんて…。

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