小さな漁港にあるプレハブ分遣隊(概念)とかその他いろいろな概念
- heroofnonSocLab
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近隣の司令部への転属組は艤装を別で陸送させるよりも自ら海上移動する方が安上がりなのでもぬけの殻になった司令部にも最後まで艤装は置いてあるがたまにそういう中に閉鎖前夜に皆で集まっていると突然艤装を身に着け海に飛び出してロケット花火を手持ちで打ち始め騒がしい「式典」を執り行う奴がいる
2018-01-19 01:36:25岬に木霊する主機の音、踏み慣れた桟橋の上に漂う煙の匂いを記憶に焼き付けたあと、『これで見納めじゃー!』と皆で叫んでハーバースピードを蹴破るように海へ飛び出したい
2018-01-19 02:04:27「勝利宣言から今年で10年。深海棲艦の活動沈静化とともに年々防衛予算は削減され、戦時中に各地に設置された司令部は次々と閉鎖されています。土地の人々に根付き〝安心〟となっていた司令部、その最後の日をカメラは追いかけます。ドキュメント日本、16日夜7時30分です」こういう感じのアレ
2018-01-19 01:41:43「千葉県██市にある██漁港、卸売市場から少し離れたところに司令部はあります。横須賀鎮守府██基地分遣隊司令部、ここに配備されているのはわずか3つの駆逐隊、県内唯一の駆逐隊のみで構成された小さな司令部です。この司令部はこの日、8月31日をもって閉鎖されます――」こういうのください
2018-01-19 02:05:39大抵どこの鎮守府でも、どころか司令部単位でも予算を無駄遣いして作られているロゴステッカー(耐水性)を艤装に貼りつけ転属する度に以前貼ったものの上から新しいものを貼り重ねていたら艤装の表面に不自然な数mmほどの段差が出来てしまった艦娘
2018-01-19 01:17:00古くなった部隊Tシャツを寝間着にしている(新しいのは隊舎で過ごすときの普段着にしている)けどその気になれば二週間くらいなら余裕で洗濯せずに毎日シャツをとっかえひっかえして過ごせる艦娘だ
2018-01-19 01:19:56駆逐艦娘になって気楽な(気楽とは言っていない)兵隊暮らしを送るのも、軽巡艦娘となって緊張感を持ちつつもどこか緩んだ下士官暮らしをするものどちらも魅力がありますね(?)
2018-01-19 23:53:30気負いのなく耳朶にインカムを突っ込んで警戒に出たり、あまりにも聞きなれた報告へ反射するように了解と回頭指示を出したり、港近くの駄菓子屋のアイスケースが春から代わり映えのしないことを嘆いたり、戦術曳航ソナーを引きずりながら海苔網がてらてら日差しを反射するのにぼうっと見入ったり
2018-01-20 00:08:45叩き上げでフロントラインの先任くらいになるとちょっと楽しいですけれど、そこから1ステップ登ってオフィスの下っ端になると途端にしんどいゾーンがあったりするところがこう現実はせちがらいのです
2018-02-06 22:01:38あれ『レストレポ』であったような、ああいうかんじの兵隊生活。やるときは苛烈に(あまりにも苛烈に)暴力を行使して、オフになると馬鹿なことしかしない、そういうの……
2018-01-20 00:15:37水平線に浮かぶ漁船の漁火を眺めながら当直番に当たったり、夜中に飛び起きて軽トラに飛び乗って漁港に直行したり、演習相手の鎮守府エリート連中にコテンパンにされて柄にもなくしょげたり、腕持ってかれた仲間を見舞いに休暇を使ったり、こっそり哨戒中にリクエスト送ったFMを聴いたり、そういうの
2018-01-20 00:22:58ヒットチャートからはすこし外れたFM番組から流れる、少し懐かしいポップミュージックを口ずさみながらゆっくりと港を出て外洋へ向かって、曲が終わるのを惜しみつつその代わりにVHF16chの音量を上げて静かな海を主機の鈍い振動を感じつつ黙々と進む、そんな一日を繰り返すように
2018-01-20 00:33:18義肢を装着したかつての僚艦が手土産持って待機所に訪ねて来るのを心の底から喜んで迎え入れたりとか、年一回漁港関係者や町の関係者が出席するこじんまりとした戦死者追悼式をやったりとか、隊舎裏手の小さな慰霊碑をまめに掃除したりとか、毎朝そこに行って一服するだとか、そういうのを
2018-01-20 00:46:29仲間と馬鹿みたいなことして笑って、出撃命令出たら海に出て、訓練して、たまに演習で遠出して、たまにイレギュラーな事態で丸一日起床し放しになって、仲間を見舞って休暇で実家に帰ってのんびりして、また基地に戻って訓練して、馬鹿やって、まれに戦死者を弔って、そういう艦娘生活を送りたかった。
2018-01-20 00:06:59