堀浩哉 × 黒瀬陽平「作品を作る1」【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第5期#5】
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100枚ドローイング課題、小山さんは1832枚描いてきた、、 100、200の時と後半では仕組みも密度も変わっているという。 pic.twitter.com/GwSnESKanb
2019-05-19 15:22:001000枚ドローイング講評。まずは小山昌訓さんから。ステージ下手の本棚に数珠繋ぎに飾られたドローイングはなんと1832枚!一期の弓指さんを凌ぐ枚数です。これだけやると見えてくるものがあるはずと堀さんから太鼓判。 #新芸術校 pic.twitter.com/MC2SthAbpG
2019-05-19 15:26:25藤井くんのドローイング、「ごはんですよ」に自分の毛を保存し、米に一粒一粒毛を貼り付けている…他にも様々なバリエーションの絵、メモ、映像が。 pic.twitter.com/FEtnozd4Bx
2019-05-19 15:26:47ゲンロンカフェが作品でいっぱい。100枚ドローイングは、自身に負荷をかけ、意識しながら100点以上の作品を作るという修行課題。 #新芸術校 pic.twitter.com/qtrefxRC2I
2019-05-19 15:40:33続いては三浦春雨さん、第4期からの継続受講生です。今回は「自傷」について考えるため、レオナルド・ダ・ヴィンチによる『聖ヒエロニムス』をモチーフに制作をされたそう。堀浩哉さんからは「ステイトメントとドローイングが乖離している」との指摘。#新芸術校 pic.twitter.com/nMOgbCH5hb
2019-05-19 15:46:57続いて三浦春雨さん。前回講義での藤城嘘さんの概念図に感銘を受けつつ自傷についてドローイングを行った。連続受講の三浦さんには黒瀬さんから画家としての自身と言葉の乖離が見られるが絵の魅力はあるので作品を大事にしてほしいと助言がありました。 #新芸術校 pic.twitter.com/QwL0UDphoU
2019-05-19 15:47:04藤井陸さんは「ひとりあそび」と「見様見真似」を起点に複数のアイディアによるドローイング?を提出。ふと気になったことをもう一度やってみることが大事だし、見えてきているはずと堀さん。具体的な作品群については梅ラボツイートをご参照のこと。 #新芸術校 pic.twitter.com/efRwVridD7
2019-05-19 16:00:16藤井隆さんは様々なメディウムを用いながら「ひとりあそび」のように制作。ごはんですよ。の瓶に抜いたヒゲを貯めるという日常的な癖から着想した、お米とヒゲを組み合わせ並べた作品など。黒瀬先生からは「1枚ごとにアイディアで終わらず、フィードバックを経てその先へ」というコメント。 #新芸術校 pic.twitter.com/950ObneDN8
2019-05-19 16:00:24藤井さんの講評 黒瀬「細かいアイデアをたくさん出すのは第1段階。アイデアを変えずその中で違うことをすると、より負荷がかかる。次のステージ。」 堀「ドローイング帳では、連続したページの中で変化がみられる。それがひとつ(複数レイヤーがまとまった状態)の中で構造化されると作品に。」#新芸術校
2019-05-19 16:00:44繭見さんは「接ぐ、剥ぐ、HUG。」と3つのハグがテーマ。完成度の高い作品だが、繭見さんの作品はこのパターンと決めつけて受け取られかねないので、角度を変える、自分を解放するプロセスを踏んでほしいとアドバイスがありました。 #新芸術校 pic.twitter.com/M34eIhUFMt
2019-05-19 16:15:35繭見さんは、大事な人を亡くした際になにより相手を抱きしめたい(ハグしたい)と思った、という体験をきっかけとした継ぎ接ぎの作品を提出。講師の両者とも「切実な表現であることはよく伝わるが、同時にテーマが確立していることで閉じこもって見えてしまう可能性がある」という分析。 #新芸術校 pic.twitter.com/h8LiXyBWKW
2019-05-19 16:19:02足立大地さん。震災の問題に取り組もうと考え、『死者と行方不明者のためのドローイング』と題して制作。黒瀬先生からは「画面への滞在時間が短く、まだ考えるための入り口にいるように見える」との意見。「絵との向き合い方について考え続けていくことが必要だ」と堀浩哉さん。 #新芸術校 pic.twitter.com/SA79kHZKJo
2019-05-19 16:31:43足立大地さんは震災について考えます。いわき市に行った時、海岸でカメラを落として消滅したデータと津波にのまれて亡くなってしまった人々を重ね合わせ「この海は最低」と思ったそう。絵に対する思いが表現されていなくギャップを埋める方法を考える数々の助言が伝えられました。 #新芸術校 pic.twitter.com/pQxNCnz06m
2019-05-19 16:32:14続いてRitaさん。長年、ショッピングモールで似顔絵描きをしていましたが新芸術校ではその呪縛から解き放たれ新たなステージに進みたいと考えています。ルポライター的な語りに収斂されてしまうので力を抜いて柔軟に、エピソードだけに終わらせないようとアドバイス。 #新芸術校 pic.twitter.com/bk2d3gnwBw
2019-05-19 16:45:02続いてRitaさん。ショッピングモール内で似顔絵師として生計を立てていたが、今回の課題によって似顔絵とは決別した、というプレゼン。黒瀬先生から「現在の興味をステイトメントとして語るために、それまでの活動であるドローイング作品を過去のものにしてしまっている」という指摘が。 #新芸術校 pic.twitter.com/f9ejmc9Hbq
2019-05-19 16:48:24茂木瑶さんは独特の手書き文字による思考の流れを100枚超も書き連ねました。ブレストは大事だが芋蔓式思考で終わらせず作品に繋げる絵を描いてほしかったと、茂木さんの絵を知る黒瀬さん。 #新芸術校 pic.twitter.com/CjvyuFX3nt
2019-05-19 16:55:52茂木瑶さん。「考えすぎる」という自身の悪癖の堂々巡りにどっぷりとダイブしてみたという、文字を利用したドローイング。黒瀬先生からは「堂々巡りということは、根気さえあれば芋づる式に出来てしまう。」という指摘、堀浩哉さんからは「一度やりきった上でその先へ」とのアドバイスが! #新芸術校 pic.twitter.com/Jn9Whws52x
2019-05-19 16:57:52黒歴史の積み重ねはどこかで反転し、強度のある作品となる。それを認めなかったり、保留し続けると、意味がない。 #新芸術校
2019-05-19 17:34:11