「なろう系小説の最大の特徴ってやっぱり主人公に「内面」が存在しないことかなーとか思った」

まとめました。
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ぷに☆ふご~

ぴいちぐみ

わかり手 @ganbare_zinrui

ところで今日なろう系小説のwikiを延々と読んでて思ったんだけど、なろう系小説の最大の特徴ってやっぱり主人公に「内面」が存在しないことかなーとか思った。基本的にどの主人公も「モテたい」程度の動機づけしかなくて、冒険や作中の事件に対して何のモチベーションも抱いてない。

2017-03-24 22:59:53
わかり手 @ganbare_zinrui

これは比較的ハード目作品の「幼女戦記」とかでも同じで、作者は主人公を功利的人物として利己的に振る舞わせてるんだけど、「利己」の根本となる内面的欲求がキャラに存在しないので、ひたすらステータスを追い求めてると自称はしてるけど何がしたいんだかよくわかんないみたいなことになってる。

2017-03-24 23:00:37
わかり手 @ganbare_zinrui

でも多分、これは内面を「書けない」んじゃなくて「書かない」ってことなんだと思うんだよな。主人公が内面的欲求を持ってドラマを作っていくってことが、恐らく今の読者にとってストレスなんだろうと。FF的主人公よりドラクエ的主人公が求められてるんだろうなと。プレイ動画的というか。

2017-03-24 23:06:24
わかり手 @ganbare_zinrui

で、ここまで考えて気づいたんだけど「主人公の内面を書かない」と「強い動機づけを持った主人公によるドラマの上演」の矛盾を両立させてる作品があって、それはFGOというソシャゲです。

2017-03-24 23:09:05
わかり手 @ganbare_zinrui

のっぺらぼうの主人公(読者がプレイヤーキャラクターとして感情移入する用)を用意しつつ、物語の牽引役を章毎に登場するゲスト主人公に任せることで、昨今求められる感情移入のしやすさと強い内面性を持ったキャラによるドラマの進行を両立させてると。きのこは神。

2017-03-24 23:12:00
わかり手 @ganbare_zinrui

ただFGO方式のむず痒いところは、主人公が戦闘に介入できない点で、そこが俺TUEEEしにくい点でなろう小説とは相性悪い。主人公が戦闘に出張らなくていい(かつ活躍できる)特殊な条件設定が必要で、奇跡的に「なろう」でそれに成功してるのが多分「RE:ゼロ」。

2017-03-24 23:18:44