黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第3期 #14】 #批評再生塾

ゲンロンスクール @genronschool

「Jホラー作家」として見られること忌避し、「アカルイミライ」を撮った。そのため、黒沢映画の中でも特異点である。→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第3期 #14】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

北出栞 siori kitade @sr_ktd

『アカルイミライ』はジャンル分け不能感のある作品。ジャンル映画的ではない、「作家的」な映画を一回やってみようという意識もあった。最近、またそういうのをやりたくなってきている… #批評再生塾

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黒沢清さん、ご自身が映画的というか、日頃俳優とやり取りしてるからか、すごく語り口に魅力がある #批評再生塾

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佐々木「読んで強烈だった批評はある？」黒沢「あるから怖くてあまり読まない。でもそれは強烈というより、何気ない一言が刺さることがある」→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【批評再生塾 第3期 #14】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

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黒沢さんにとって最も印象深かった自作への評…親戚のおばさんが『CURE』を観た。「怖くもないし、そもそも訳がわからなかった」と。ある程度「訳がわかる」状態じゃないと、怖くもない。映画とはそういうもの。 #批評再生塾

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黒沢「映画の性質上、批評で書かれた意図が違う、ということはない。そもそも締切や共同作業がある以上、映画は「意図」では作れない」→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【批評再生塾 第3期 #14】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

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黒沢さん「映画は意図して作るものではない（だから批評を読んで「自分の意図と違う！」ということもない）。締切に向かって淡々と作業を進めていく。だからこそ、批評を読んで「確かにそうだな」と思うことは多々ある。それは映画にとってありがたいこと」 #批評再生塾

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商業映画を撮るというのは非常に現実的な作業で、撮っている時は自身の意図や、何を撮っているのかが分からないまま進むことがほとんど→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【 佐々木敦 批評再生塾 第3期 #17】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

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黒沢さん「俳優は何でもないような一行の台詞から、素人では思いつかないようなものを汲み取って表現できる存在。それを信じているから演技に関する説明などしない。そういうのが好きな監督もいるが…60年代、スターシステムに対する反動として、演技に注文をつける監督像が出てきた」 #批評再生塾

伊藤元晴(イトウモ)/LOCUST所属 @gomzo__i

#批評再生塾 黒沢清。監督による俳優の演技指導重視は60年代から。スターシステム崩壊と非スターの日活ロマンポルノ隆盛に並行。監督は俳優とのコミュニケーション以外にやることはたくさんある

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黒沢「映画で監督が俳優に支持を出すのは、俳優主導だったスターシステムの反動にすぎない。それだけを監督の仕事と思うのは考えが浅い」→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【批評再生塾 第3期 #14】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

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黒沢さん「いまどきのデジタル撮影では、カメラと音声と俳優がいれば成立する映画というのがいくらでもある。照明やら美術やらメイクやら、かならずしも必要でない…総合的な協働によって『映画』というのは作るものなんだというのも、これも歴史の中で作られてきた観念でしかない」 #批評再生塾

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映画はとにかくスタッフが多い。ある時期のハリウッドが作った「映画は様々なプロの総合的な力によって作るもの」という認識が今でもある。それが今後どう揺らいでいくか。→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

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黒沢さん「ただし、そのような変化を全面的に受け入れると失業してしまう役職も当然出てきてしまう。自分は協働して作る映画、というものに殉じたいと思っている」 #批評再生塾

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話題は蓮實重彦との師弟関係へ！→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第3期 #14】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

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そういう映画だからこそ、スタッフ全体が協働してひとつの目的に向かっていく中で生まれる（批評によって逆説的に見出される）「意図」なるものも生じてくる。 #批評再生塾

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蓮實重彦の「語り」の面白さについて。つい笑ってしまう「生」の面白さ。 #批評再生塾

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黒沢「蓮實は一言で言うと、話が上手い。声もいいし、話芸もある。授業では笑いが絶えなかった。本人を知っているかどうかで文章の印象も変わるのではないか」→【限定生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【批評再生塾 第3期 #14】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

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蓮實重彦は「映画を観る超人」。ある種の視覚的な記憶力が他より優れている人なのは間違いない。授業を聴いたあとで対象の作品を再び観てみると「なぜこれを見落としていたのだろう」という気分にいつもさせられた。 #批評再生塾

伊藤元晴(イトウモ)/LOCUST所属 @gomzo__i

#批評再生塾 黒沢清。受講生が減った後の蓮實重彦講義を受ける心境「一般人にはわからない、師の言葉を広げなければ。そういう"回路"になっている」

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黒沢「蓮實の授業は面白いのに、みるみる人が減っていく。そうすると人は、「彼の思想を理解できるのは自分しかいない。師の言葉を広めねば」という思考回路になる笑」→【生放送】黒沢清×佐々木敦「黒沢清についての評論を執筆せよ」【批評再生塾 第3期 #14】 nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

伊藤元晴(イトウモ)/LOCUST所属 @gomzo__i

#批評再生塾 パロディアス・ユニティ ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91…

北出栞 siori kitade @sr_ktd

佐々木「蓮實の「弟子」といえる人は実作者の割合がかなり多い。なぜか？」 黒沢「授業を受けたあとで観てみたら「ほんとにその通りになってる！」という体験。じゃあそのように撮ってみればいいのでは…という意識が働いた」 #批評再生塾

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佐々木「蓮實は批評家でありながら多くの監督を産んだ。彼は何か起動させるようなものがあったのか」黒沢「あったと思います。映っているものを分析していく中で、『映せばよい』なら作れるのでは？と思った」→【チャンネル会員限定・生放送】黒沢清×佐々木敦　nico.ms/lv309819095 #批評再生塾

北出栞 siori kitade @sr_ktd

黒沢「具体的に「こうなっている」と書いて（語って）いたのがよかった。映画監督には、何か高尚な思想的背景や政治的信念がなければならないという思い込みを取り除いてくれた。撮ってみればいい、撮ってみなければわからないのだから、という」 #批評再生塾