カラパイア : 日本が2つも・・・ もし噴火したら世界を終わらせる可能性を秘めている、恐るべき6つの火山 karapaia.livedoor.biz/archives/52182… pic.twitter.com/QbKxvcuYAD
2015-01-17 21:05:02巨大カルデラ噴火(超巨大噴火)は平坦地で発生することもある。巨大マグマ溜まりの崩落でリング状の割れ目が発達して大量のマグマ(>40㎦)が噴出し、崩落・噴出を加速する。外輪山は、噴出した火砕流が造った台地であることが多い。外輪山の傾斜から元の山体の高さを求めるは愚。#日本列島の火山 pic.twitter.com/0F97rdgXNi
2020-10-10 07:30:43超巨大噴火(巨大カルデラ噴火)はプリニー式と呼ばれる大噴火で始まり、カルデラ形成を伴う割れ目噴火に移行すると噴煙の初速度が低下して、自重に耐え切れなくなった噴煙柱が崩壊する。それが大火砕流を発生させる。一方軽い火山灰+ガスは上昇を続け、広域火山灰として飛散する。#日本列島の火山 pic.twitter.com/dTSvty9V6X
2020-10-11 07:47:08日本列島で過去12万年間に超巨大カルデラ噴火を起こした火山(黄丸:赤は活火山)と代表的な広域火山灰の分布。九州と北海道に巨大カルデラ火山が集中する理由の一つは「地殻の変形速度」が遅いこと。地殻の底で発生した流紋岩マグマが次々と上昇して巨大なマグマ溜まりを形成する。#日本列島の火山 pic.twitter.com/lYwBArNL1t
2020-10-12 05:45:32超巨大噴火は過去12万年間に11回は起きた。直近は7300年前の鬼界アカホヤ噴火。割り算して「1万年に1回」という人もいるが、周期性はない(↓)のでこの言い方はよくない。確率で表すと100年で約1%と一見低いが、これが安心できないレベルであることは過去の震災経験からも明らか。#日本列島の火山 pic.twitter.com/MLK4WY71CS
2020-10-13 08:51:36日本史上起きていない超巨大噴火は、火山災害とは認識されず、対策も考えられたことすらない。しかしその被害や危険値の大きさを考えると、超巨大噴火を切迫性の高い災害として考えるべき。科学的にはまず、巨大カルデラ火山の地下にどれ位マグマが溜まっているかを知ることが重要。#日本列島の火山 pic.twitter.com/y2A6WL4TRL
2020-10-14 06:43:13直近(7300年前)に超巨大噴火を起こした鬼界海底カルデラ火山。24×19km(長径と短径)と17×15kmの二重のカルデラ形成後に、世界最大規模の溶岩ドーム(>30㎦)がカルデラ底から高さ600mまで成長。ドームを作る水冷構造を示す溶岩を採取して分析すると・・ #日本列島の火山 #滝沢秀明の火山探検紀行 pic.twitter.com/BmtmhL0kQP
2020-10-16 08:01:06巨大溶岩ドームを造ったマグマは、7300年前の超巨大噴火の残りカスの可能性もあるが、その化学組成は7300年前のものとは異なり、現在活動中の薩摩硫黄島の溶岩などと同じ特性を持つ。つまり、新しいマグマが大量に供給され続け、次の超巨大噴火の準備段階に入っている可能性がある。#日本列島の火山 pic.twitter.com/RGGVRunB6J
2020-10-17 07:09:43巨大カルデラ火山の活動予測には、地下の巨大マグマ溜まりを可視化して、それをモニタリングすることが不可欠。できるわけがない、とか、やっても予測できない、とか色々言う人はいるけれど、誰もやってないことに挑戦することもサイエンスの醍醐味。「海の神戸大」はやります!#日本列島の火山 pic.twitter.com/N75ZoPHiDS
2020-10-18 07:28:16関連
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