自衛隊の体験入隊に行ったら大変なことになった。

へたれ @Hetare_wexy

聞く話だと海自は誰も見てくれないのだとか。 陸自は陸なだけあっていろんな人の目に付く。空自も陸からある程度見える。けれども海自は基本海の上だから誰も見てくれないんだそうだ。

へたれ @Hetare_wexy

そして指令直々に今回の震災における海自の働きを説明してくださった。

へたれ @Hetare_wexy

地震発生の10分後にはヘリを出し、監視飛行中だった飛行機をとんぼ返りさせて偵察に向かわせる。洋上に艦を待機させてヘリを飛ばし続ける。翌日以降からは全国の海自から60隻ほどの艦が三陸沖が集結。 洋上に艦隊を停泊させるのはそこに飛行場ができるようなものなので物資の運搬が円滑になる。

へたれ @Hetare_wexy

もちろん八戸基地も被災しています。それでもこのような対応をしていた。

へたれ @Hetare_wexy

具体的に行ったことは、生存者の捜索救助、物資輸送、津波で変わってしまった地形の調査、孤立地域の生活支援。 なんと陸自よりも早い対応だったとのこと。

へたれ @Hetare_wexy

定期修理や海外任務を切り上げて出港帰還させたりもしてたみたいです。

へたれ @Hetare_wexy

一番印象に残ったのは海底での行方不明者の捜索… 海自のダイバー隊は津波後の海底へ潜り行方不明者を捜索した…それは想像をはるかに超える状況だったそうです…

へたれ @Hetare_wexy

陸自の収容するご遺体もひどい状態だったそうですが、海底のご遺体は想像の通り凄まじい状態だったそうです。

へたれ @Hetare_wexy

発見して回収しようとしてつかむと溶けてしまったり、濁った水中を捜索していると突然目の前にご遺体が現れたりしたそうです。

へたれ @Hetare_wexy

いくら自衛隊とはいえ人間。特に若い隊員はケアが必要なレベルだったそうです。

へたれ @Hetare_wexy

今回の後半戦、何が主な目的だったかというと被災者から見た震災ではなく、自衛隊から見た震災を知ることでした。

へたれ @Hetare_wexy

海自をあとにし、車は被災地へ。ここで私は始めて被災地を自分の目で見た。

へたれ @Hetare_wexy

本当に何もなかった。時々船が落ちていた。

へたれ @Hetare_wexy

夜、岩手県山田町にて町から新入自衛隊員が2名出るということで祝賀会が開かれるそうで、参加させて頂いた。 山田町も町の7割ぐらいなくなっているのに…

いっぺー @abk48inabiko

@Hetare_wexy 祝賀会か、、、ちょっと戦前みたいだね

へたれ @Hetare_wexy

@abk48inabiko すっげえ小さい町&ここも自衛隊がすげえ地域に密着してた。自衛隊の基地が山の上にあるんだけど町の人々はその基地のことを「やま」って呼んでるって町長さんが言ってた。

いっぺー @abk48inabiko

@Hetare_wexy そっか…俺らと違って身近なんだね…ありがと！

へたれ @Hetare_wexy

そこである人と出会った。

へたれ @Hetare_wexy

彼は復興するためにどうすればいいかを語ってくれた。

へたれ @Hetare_wexy

今、町の大勢の人が仮設住宅に住んでいるが、傲慢になってきている。エアコンもついてるような部屋に住ませてもらってあれが足りないこれが足りないとは何事だ。ボランティアがせっかく来てくれてもさせるのは草むしり。結果的にボランティアも来なくなった。

へたれ @Hetare_wexy

今回の地震で餓死者が出たなんて話なんか聞かない。もう一年経つのだから被災者が立ち上がらなければ復興などありえない。 そう語ってくださった。

へたれ @Hetare_wexy

確かにおれの友人もボランティアに行ってなにやったかって言ったら排水溝の掃除と草むしりって言ってた気がした。

へたれ @Hetare_wexy

19:00ごろ、祝賀会も終わって宿へ。 街灯も家もないのであたりは真っ暗だった。 星だけが輝いていた。

へたれ @Hetare_wexy

宿では2回余震にあう。震度1、2ぐらいはしょっちゅうなようです。

へたれ @Hetare_wexy

翌日、ついに被害の大きかった地域へ。