経営するホテルの一室に骨壺。忘れ物ではない
最後に、両親がビジネスホテルを経営する四葉ゆいこ(@yuiko_clover)さんが経験した「こわ迷惑」な出来事の投稿を。
実家のビジホに「供養して下さい」の手紙と共に骨壷を置いていかれ、仕方ないので一○寺さんに供養に持っていったら一つの骨壷に二人分つまってて料金が二倍必要になった
#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください
— 四葉ゆいこ🍀 (@yuiko_clover) 2022年8月15日
チェックアウト後のホテルの部屋に「供養して下さい」の手紙と共に置いてあった骨壺。しかも中には2人分の遺骨が!四葉さんのご両親はどう対応したのか、気になります。
骨壺を発見したときの心境を教えてください。
「こんな物忘れるんだ!?」と思いましたし、手紙を見て「どうしてうちに押しつけるんだ、迷惑だなあ!」と思いました。20年程前の出来事で、対応したのは私の親でした。
置いて行った人は「せめても遺骨の供養だけはお願いしたい」という想いだったのかなと今は思います。それはそれとして「そんな大事なら自分でやれよ」とも思いますが笑。
警察には相談しましたか?
いつも「困ってることない?」と聞きに来るマル暴(注:暴力団に関する事案を取り扱う組織犯罪対策部や刑事部)の刑事さんに相談しました。
先に親が「こういうのうちで供養してええの? 頼まれたし、ええんやったら持っていくわ」と言ったらしいです。刑事さんは「まあ、なんと徳の高い」と驚かれていたそうです。
忘れ物にお骨や位牌はすごく多い、と警察の方もおっしゃっていました。
お寺で、二人分なので料金が二倍と聞いた時の思いは?
ビックリしました。
骨壷のサイズ的には二人分入れようと思ったら入るんですけど、普通は入れないので…。供養が一段落してから、言い出しっぺの母が「二人分って書いときいや!」ってバチボコにキレてたのがおもしろかったです。
お寺さんはものっすごく褒めてくださいました。「せやったら1.5人分とかに割引してくれはったらええのになぁ」とも母は言ってました。「めちゃくちゃ言いよるな笑」と。
他にもご実家のホテルで遭遇した怖い出来事はありますか?
泥棒がでて監視カメラチェックしてたらまだホテルの中にいた事、掃除をしていたら注射器があった事もありました。
部屋の中で焼身自殺されそうになった時は、部屋の防災設備により事なきを得ました。
現場で携わる人を近くで見てきた方だからこその生々しいお話。業界ごとに、あまり表に出ない怖い出来事がそこかしこで起きているのかもしれない。
「そういえばこんな怖いことあったな、不思議な体験をしたな」と思い出した人は、「#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください」のタグをつけてぜひ共有して欲しい。