『麒麟がくる』で女性の立膝座りが変、という声がある?→学者や歴史好きが「それこそがリアルなんです」と次々資料を紹介
日本人が知らない「正座」にまつわる驚きの歴史 : gendai.ismedia.jp/articles/-/502… #現代ビジネス
2016-11-26 05:01:07『やさしい正座入門学』の『第16話 『正座と日本人』 ―果たしてそれは、疑問の余地の無い常識なのか―』を更新しました。 著者:そうな イラスト:あんやす seiza.net/easyseiza-16/ pic.twitter.com/sxeyinXnzG
2019-07-07 20:58:24面白いものを見つけたので紹介。橋本満さん、これをどういう意図で書いたんだろうw / 橋本満「正座:『日本人』を作る」『甲南女子大学研究紀要』第50号 konan-wu.repo.nii.ac.jp/index.php?acti…
2014-11-13 00:36:04『日本人の坐り方』矢田部英正
矢田部英正『日本人の坐り方』集英社新書、面白い。日本人の正座(正式な坐り方)が現在の形になったのは割と最近で、 歴史的にはもっと多様な「正座」があった。朝日新聞でいぜん読んだことあるが、この事実は新鮮。伝統的とされる立ち居振る舞いも、実は時代精神の変容によって変転してきたのだ。
2011-07-17 03:13:58矢田部英正『日本人の坐り方』、承前。日本の着物の寸法は、寛永年間に女性の動きを不自由にする意図で(穿ち過ぎ?)定められたもの。それまでの着物はもっとゆったり作られ、帯も細く、女性でも立て膝ついて楽に座ることができた。和装はむしろ「江戸時代の相対化」が活性化の鍵かも。
2011-07-17 03:16:52矢田部英正『日本人の坐り方』、承前。現在の「正坐」は殿中で主君に忠誠を誓う姿勢であった端坐に由来。明治10年代、小笠原流の礼法教育に基づき学校教育を通じて全国民に広められた。単一の坐り方を「正坐=伝統的な坐り方」とするイデオロギーは「近代の産物」「近代の偶像」である。
2011-07-17 03:38:03矢田部英正『日本人の坐り方』、承前。いまさら感もあるが、"「しびれを切らしてでも正坐に耐えることが礼儀である」という歪んだ伝統の呪縛から解放される"ことは、日本文化の次世代への継承のためにも必要だと思う。6章「坐の体験世界」では禅の坐法についても触れている。
2011-07-17 04:34:49正坐もあるかもしれませんが、もっとも有名な利休の肖像画(長谷川等伯画)は安坐です。wikipe参照。『日本人の坐り方』著者も正坐の機能性や普及の必然性は認めてます。それが「唯一の正しい坐法」という硬直した思想を批判しています。 @t_sorin @a368304
2011-07-17 14:09:08正座は明治時代に学校教育を通じて普及した「作られた伝統」という話。江戸時代まで茶道の正しい坐り方は「立膝」だったという。 / 矢田部英正『日本人の坐り方』集英社新書 - ひじる日々 東京寺男日記 Ehipassiko! http://htn.to/bYf9te
2011-07-19 00:29:55日本人の坐り方 (集英社新書) amazon.co.jp/dp/4087205819/… 女性の古代の正式な座り方は、これで見たんだ、たぶん。 pic.twitter.com/YVmrVlyOja
2017-01-16 21:51:55矢田部英正『日本人の坐り方』集英社新書より p33 興福寺光明院 実暁僧正『当世はやる茶湯故実』(利休の五歳下) 茶を点てるまでは基本的に「立て膝」で点前が行われ、釜の蓋を閉める時にのみ「正坐」をし、それから茶を飲む段になるとまた「立て膝」に戻す。
2017-01-17 23:57:16「作法」や「型」は大事な無形文化財にちがいないが、格式の高い「型」を遵守することと、しなやかにそれを崩していくこと、そして双方の振れ幅許容する懐の深さが社会常識に加わるときに、文化はより豊かな彩りを増していくのではないだろうか。(日本人の坐り方より引用) 型ありて崩しの美なり…
2017-10-19 12:24:34(日本人の坐り方より引用)ひとつのわかりやすい基準が絶対的な価値として祀り上げられ、人々の思考を停止させてしまう。その硬直した精神構造は「偶像崇拝」と同じものである。あらためて思い返すと「正座」という言葉は近代以降、日本人に坐の概念を支配し続けてきた偶像だったのではないか、(続
2017-10-20 12:13:33続)そう思われてならない。筆者は「正座」を否定するつもりはない。…一般的な基準になったのは、それなりに理由があることだ。しかしながら…「正しい基準」というのは、それが定まると同時に基準と対立する「正しくないものを排除してしまう。近代以前は「胡坐」も「安坐」も「立て膝」も(続
2017-10-20 12:14:33続)有用な座り方として生活のなかに位置づけられていたのだが、「正座」が正しい基準になってからというもの、いつのまにか基準から外れた「崩れた作法」とのレッテルを貼られてしまった感がある。しかしそれは永い永い日本の伝統から考えれば、(続
2017-10-20 12:18:31続)ごく最近に作られた近代文化のなかの基準のひとつにすぎない、というのが本当のところではないだろうか。p117(日本人の坐り方より引用)p34…茶の湯手前作法の古伝書『当世はやる茶湯故実』…当時の茶の湯では一度の点前のなかに「三つの坐り方」が使い分けられていた、と説明する。
2017-10-20 12:27:44